2014年10月22日 (水)

病院文化

佐渡へ講演に行ってきた。
諏訪中央病院で5年間、消化器内科を支え、教育体制の充実に力を尽してくれたドクターと久しぶりに再会した。
「諏訪中央病院みたいにあたたかな病院はない」と言われ、うれしくなった。

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医師のなかには、古い歴史を引きずって、高いところから患者を診るような姿勢から抜け出せない人がいる。
しかし、諏訪中央病院の医師たちは、患者と同じ目線で治療にあたっていく。
ときには背中を押して、前向きな生き方を促したり、転ばないように下から支えたりする。
諏訪中央病院ではこういう医師の姿勢を育てており、それは文化になってきたように思う。

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2014年10月21日 (火)

情報戦略

シリアと北イラクで暴れまわっている「イスラム国」。
シリアから国外へ脱出する難民は280万人。
イラクにも22万人が難民となって逃げてきている。
「イスラム国」の脅威は支配地域を持つだけではなく、
情報戦略を持っていることが、いままでのアルカイダとは大きく違う。
半年前、一万人だった軍隊は、3万人を超す。
これは、情報戦略の成功である。

1410146___1_2 色づきはじめた諏訪中央病院の庭

「イスラム国」の戦闘員として渡った若者は、80か国1万5000人。
アラブの春により混乱したチュニジアでは、3000人がシリアに渡ったという。
その戦闘員となった400人が、すでにチュニジアにもどっている。
これから、チュニジアや欧米などで、大変なことが起きてくる可能性がある。
母国でアウトローになった若者は、「イスラム国」がインターネットで呼びかける「聖戦(ジハード)」は、いかにもかっこよく響くのだろう。
自分のなかにある暴力性を「聖戦」という言葉で美化する。
「イスラム国」に洗脳された若者が次々と他者を勧誘。
まるで「ねずみ講」のように、若者たちが「イスラム国」に吸引されていくとしたら怖いことである。

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