2014年10月 2日 (木)

お知らせ

新刊『1%の力』(河出書房新社)が、発売から1週間で3刷となりました。
菅原文太さんや生島ヒロシさん、大竹まことさん、大阪の道上さんなど、
たくさんの人気ラジオ番組で取り上げていただき、好評をいただいています。

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読者の方から、中学生と保護者たちが回し読みしながら、
1%誰かのために生きることについて話し合っている、というありがたいお手紙もいただきました。
西東京市の田無では、今の時代「どうやって生きていくか、生き抜くか」をみんなで話し合い、
知恵を集めて方策を共有したいという団体が、
この本にちなみ、「@田町 1%のちから舎」という名称で、参加者を募集しています。
「1%の力」が、一人歩きしはじめました。
                                              ◇
本日2日、読売新聞夕刊に『1%の力』(河出書房新社)が取り上げらます。
8日は「大沢悠里のゆうゆうワイド」(TBSラジオ、8.30~)、
11日は「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」(TBSラジオ、8.30~)に出演します。
1%がもつ不思議な力について、お話できたらと思います。
ぜひ、チェックしてください。

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2014年10月 1日 (水)

カマタの怒り10

~厳しい未来図

政治の失敗が続いている。
財務省の試算では、2040年の国の借金は約4000兆円に膨らむ。
今の4倍である。
財政破綻をさせないためには、消費税率を段階的に25%にまで上げざるを得なくなる。
年金をもらうのは69歳から。
すべての高齢者は、2割の医療費自己負担が求められる。
サラリーマンは給料の30%を社会保険料のために、10%を所得税として納めることになる。
2040年には大変厳しい国になりそうだ。
だが、今だって厳しくないわけではない。
8月末、南相馬を訪ねたとき、一人の高齢女性からつらい話を聞いた。
認知症の夫を地元の病院で3か月間は診てもらえたが、それ以降は無理だった。
人口が震災前の35%減り、看護師不足が深刻ななか、どこの病院も受け入れることができないという。
群馬県の病院に入院することになったが、間もなく夫は亡くなったという。

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高齢者だけでなく、子どもに対してはもっと冷淡である。
今年度予算の社会保障給付費をみると、年金介護予算が計約65.6兆円に対し、
子育て世代向けは5.3兆円。対GDP比1.1%にすぎない。
子どもを産み、育てやすい国になっていない。
諏訪中央病院は、ユニセフの「赤ちゃんにやさしい病院」の指定を受けている。
全国でも70施設に満たない難関の指定である。
赤ちゃんを産みやすく、育てやすい環境をつくっていくことが大事。
コンクリートを中心にした公共投資から、
人間を中心にした公共投資に切り替えるべきではないか。
介護職の給料をもっと多くし、若い人たちが介護現場で働きながら結婚し、子育てできるような、
お金の循環する国のシステムをつくる必要がある。
コンクリートにいくらお金をかけても、お金は回転しはじめない。
政治の発想力が貧弱なため、国の勢いはますます弱まるばかりだ。
国の行方を左右する政治の在り方を、
国民一人ひとりがもう一度問い直し、真剣に考えてく時期が来ている。

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