2017年7月20日 (木)

台湾で講演

来月2、3日、台湾で「不老学」の国際シンポジウムが開かれる。
「遠見」雑誌創刊31周年記念イベントだ。
大きなテーマは、「エイジレス社会を迎えて」。
台湾は高齢化が急速に進み、日本と同じように突破しなければならない大きな壁がある。
この国際シンポジウムに、カマタも参加。
「老いの尊厳」「日本の域包括ケアシステム」「理想的な定年後と介護に向けて」というテーマで講演する予定。
また、台湾大学でのエイジレス健康シンポジウムにも参加する。

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2017年7月19日 (水)

新・空気の研究54

前川・前事務次官が、閉会中審査で、「規制改革のプロセスが不公平で不透明だ、
背景に官邸の動きがあったと思っている」と発言した。
だが、直接、指示を受けたという和泉首相補佐官を、与党は呼ぶことを拒否している。
さらに、前川前次官は、官邸と新聞記事は連動していると感じたという。
「私以外でもおこなわれているとしたら、国家権力とメディアの関係は非常に問題がある」
本当に、こわいことだ。。
監視されているということ。
そして、権力者にとって「いい子」でないと、暴露される。
共謀罪成立でさらに監視社会は強まっていくだろう。

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森友学園の籠池さんは、権力にとって「いい子」だった。
教育勅語を子どもに暗唱させ、権力におもねった。
だから、格安で国有地の払い下げというご褒美を得た。
しかし、弓をひいた瞬間、籠池さんはすべてを失う。
タテ社会では、つねに忖度バカが発生する。
忖度することで、一時期ごほうびがもらえるが、一度、つまずくととんでもないしっぺ返しがやってくる。
そういう構造は、実はとてもこわい構造だ。

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2017年7月18日 (火)

新・空気の研究53

19世紀なかば、アメリカにエミリー・ディキンソンという詩人がいた。
いい詩をかく。
生前に発表したのは、小さな地元紙に10編ほど。
死後に、1700編が発見された。
女学校に通っていたときも、がちがちの福音主義に嫌気をさし、
ひとり抵抗を続け、学校からレッテルを貼られる。
その後も歯に衣着せず、気に入らないことがあるとぶつかっていく。
一生の間、父親の家の敷地から出ることは行くなかったが、
それでいて多感な詩をかいた。
「忖度バカ」にならないことで、彼女は自分の感性を磨いていた。
親ともぶつかり、教師ともぶつかり、いいよる男ともぶつかる。
兄ともぶつかった。
「私は無名
あなたはだれ
あなたも 無名
じゃあ似た者同士、ばれないようにね」
そんな詩がある。
無名でいいのだと思い続けて、世界的な詩人になった。

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彼女の言葉に
「水は渇きが教える
陸は越えた海が教える
歓喜は苦痛が教える
平和は戦記が教える」というのがある。
反対のものが大事なことを教えてくれる。
一つに空気にならないこと。
ディキンソンは詩でこれを表現していた。
そのディキンソンの映画が、今月下旬「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」というタイトルでロードショーされる。
ぜひ、みてほしい映画だ。

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