2021年1月26日 (火)

カマタのおすすめ映画

来月発売の月刊パンプキン3月号では、「カマタ先生が選ぶ! 今こそ観てほしい映画」が特集されます。
『鎌田實の人生図書館』(マガジンハウス)を読んでくれた編集者が、
映画特集の企画を出してくれました。
女性の読者が多いので、女性が楽しめる映画を選びました。
内容は、ぜひ、来月号のパンプキンをお読みください。

2月1日発売の「週刊ポスト」では、中年男性にすすめたいベスト8の映画を紹介しています。
1位は、「ドラゴン・タトゥーの女」です。

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こういう企画はうれしくなります。
コロナ自粛で動画配信サービスがを利用する人が増えています。
気分転換に家で映画を観るというのが、僕のニューノーマルになりました。
どんな映画を見ようか迷っている人は、ぜひ、パンプキンや週刊ポスト、そして、「鎌田實の人生図書館」を読んでみてください。

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2021年1月25日 (月)

鎌田實の一日一冊(383)

「オードリー・タン デジタルと AI の未来を語る」(オードリー・タン著、プレジデント社)
「Auオードリー・タン 天才 IT相7つの顔」(アイリス・チュウ著、文藝春秋社)

オードリー・タン自身が初めてを書いた本と、他者がオードリー・タンについて書いた本。
2冊ともおすすめ。
台湾が新型コロナウイルスを見事に防御した立役者の一人。
30代で大臣。トランスジェンダー。中学校で学校に行かなくなっている。
情報格差をどう防ぐか緻密に考えている。
日本の IT大臣もこの情報格差に目を向ける必要があるように思う。
お年寄りがどうやったらITに触れることができるか、日本の政治家にしっかり考えてもらいたいと思う。

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オードリーは、3つのFを大事にしている。
First、Fair、Fun
日本と一緒で、台湾でもオムツがスーパーからなくなりだした。
その時に、「みんなお尻は一つですから」と言うメッセージを発してる。
笑ってしまう。こういう気の利いた発言は日本の政治家からは少ない。
河野大臣が「令和の壊し屋」と国会で追及されると、「令和の運び屋になる」と煙に巻いた。
こういう政治家が少しでも多くなるといいように思う。
AIは 深層学習をしてどんどん賢くなり、2045年には人間の知能を抜くと言われているが、
決定的な欠点は創造力に欠けていること。
人間が創造力を失わないことが大事だと言っている。
民主主義とは何かを体中に叩き込ませながら、IT担当大臣をしている。
こう言う若者が一人、日本の鑑定の中に入ったら日本も少しは変わるのではないかと思った。

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2021年1月24日 (日)

鎌田實の一日一冊(382)

「流浪の月」(凪良ゆう著、東京創元社)

切ない小説だ。
恵まれた家庭に育ったが、父親が亡くなり、奔放な母親はいなくなった。
おじの家に引き取られた主人公の少女は、性的暴力にもあう。
救いは小児性愛ぎみの頼りない若者がそばにいること。
しかし、社会は許してくれない。

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家庭の中でヒリヒリするような DV が行われ、自分を失わないようと必死に生きる。
本当は自由闊達な女の子が、とにかく静かに目立たないように生きようとする。
読んでいてドキドキする時もあるが、この二人を応援してあげたくなってしまう。
静かで優しさに満ちた愛の小説だ。

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