2009年11月25日 (水)

『言葉で治療する』増刷決定

『言葉で治療する』(朝日新聞社)の増刷が、発売1週間で決まった。
鎌田實の本としては、いつものテイストと違うので心配していたが、手ごたえは上々。

言葉は大切である。Photo
日本の医療をよくするためにもたくさんの人に読んでもらいたい。
介護にも役立つと思う。
ちょっと読み方を変えれば、ビジネスの世界にも言葉がどんなふうに役立つがわかる。
もちろん、家庭でも。
この本にひっぱられるようにして、『幸せさがし』(朝日新聞社)も増刷が決まった。
ぜひ、あわせてお読みください。

2009年11月24日 (火)

この人に会いたい(11)小山明子さん

介護度5の大島渚監督を介護しつづけている。
大島渚監督が脳卒中ではじめて倒れたとき、次の映画の話があったため、監督が倒れたということを秘密にせざるをえなかった。
そのとき小山明子さんは、大島監督が入院している病院に行って、介護をしてあげることができなかった。
それがきっかけでうつ病になった。001
「今はせいいっぱい介護させてもらっているので、うつ病はどこかへ飛んでしまった」と明るい。
看させてもらえないときがあったので、好きな人の介護ができるということがどんなに幸せか、実感できるという。
そうか、と思った。
介護は地獄かと思っていたが、「介護させてもらえる幸せ」というフレーズもあるのかと思った。

小山さんとは、何度も対談をしたり、お会いしている。
まるでお姉さんみたい。
ときどきご飯をご馳走になる。
マフラーをプレゼントしていただいたり、とてもあたかい心配りの行き届いた方だ。
あたたかい人、大好き。

2009年11月23日 (月)

「遠くへ行きたい」29日放送

病気や障害ほもっている人が旅をする。
病気や障害をもっている人だって、遠くへ行きたいと思っている。
ぼくはこの5年間、障害のある人やがんと闘っている人たち、うつ病や難病の人たちと一緒に旅をしてきた。ハワイやグアム、温泉に行った。

知らない土地へ行き、おいしいものを食べると、心がうきうきする。012
知らない景色をみて感動する。
副交感神経が刺激され、血管が拡張し、循環がよくなり、血圧が下がる。
免疫力だって上がる。

10月下旬、「鎌田實と温泉に行こう」というツアーがあった。
元バレーボール選手の益子直美さんが、テレビの取材で訪ねてくれた。

旅の間中、みんなでよく歌った。
温泉にも入った。
おしゃべりをし、よく笑った。
ぜんぶ体にいい。
諏訪湖のほとりにある美しい原田泰治美術館は、障害者にやさしい。
車いすが用意され、目の見えない人も原田泰治の絵を手のひらで楽しめるように仕掛けがしてある。
原田泰治らしいやさしさが美術館のなかに浸透している。

この模様は、11月29日午前7時30分から、日本テレビ系「遠くへ行きたい」という番組で放送される。
番組のなかでは、もしかしたら、ぼくがプロデュースした坂田明のサックスの「遠くに行きたい」が流れるかもしれない。
そうお願いしている。
この曲が入った、CDアルバム「ひまわり」は、イラクやチェルノブイリの白血病の子どもを救うためにつくったもの。
坂田明の「遠くへ行きたい」もなかなかいい。
ぜひ、テレビをご覧ください。

写真は、益子直美さんと原田泰治さんと

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