“がんばらない”レーベル
イラクとチェルノブイリの病気の子どもたちの薬代を稼ぐため
「がんばらない」レーベルというNPOのレコード会社を作った。
利益はすべて、チェルノブイリやイラクの医療支援に使われる。
第1弾アルバム「ひまわり」(坂田明)が大ヒットと2万枚の大ヒットとなった。
ジャズではめずらしいという。
ぼくのエッセイがもとになって第2弾アルバム「おむすび」(坂田明)ができた。
42歳のスキルス胃がんのお母さんが、余命3ヶ月という宣告を受けた。
子どもの卒業式まで生きたいとお母さんは願った。
子どものために生きたいという希望が、お母さんの免疫機能に影響を与え、奇跡が起きた。
お母さんは卒業式まで生きた。
そして不思議なことに、さらに1年生きて、末っ子の卒業式まで見届けた。
余命3ヶ月の命が、1年8ヶ月生きたのである。
お母さんはときどき家に帰ると、お勝手に立ち、子どもたちのお弁当を作った。
最後にお母さんが作ってくれたお弁当は、おむすびだった。
久しぶりにお母さんが作ってくれたお弁当を持って学校へ行った。
待ち遠しかった昼休みが来た。
お弁当を広げると、うれしかったはずなのに、
切なくて切なくて、なかなかおむすびに手が届かなかった。
ぜひ聞いてください。
「ひまわり」は静かで癒される曲。
「おむすび」は熱く泣けてくる曲。
ご注文は各レコード店でお願いします。
また、日本チェルノブイリ連帯基金でも受け付けています。
応援よろしくお願い致します。
※写真はレコーディングの模様
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