ファン・ゴッホ美術館
アムステルダムのファン・ゴッホ美術館へ行った。
前から見たかった「黄色い家」を見た。ぼくの大好きなゴーギャンが、ある時期この黄色い家にゴッホと二人で生活していたという。ゴッホの特徴的な黄色と青が支配する、ゴッホらしい家である。
スリリングな絵は、「カラスの群れ飛ぶ麦畑」。銃で自殺を図る直前に描かれた。まるで自らの死を予告するような絵である。
亡くなる2週間ほど前に描いたもう一枚の絵、「荒れ模様の空の麦畑」にも目を奪われた。嵐をはらんだような空が見える。ゴッホの心の中に吹きすさぶ嵐があったのだろう。静かな青い空に、オランダらしい白い雲が描かれている。
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