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2008年6月21日 (土)

がん難民をなくせ4

午後、和歌山県の御坊にやってきた。

美人の里らしい。
文武天皇のおきさきになった宮子姫がこの地に生まれた。
かわいいけど、髪の毛がなかったらしい。

ある日、母親が海の底から観音様を拾い上げお祭りをしたところ、宮子姫に毛が生えた。
カマタミノルももしかしたらこれから毛が生えるかもしれない。

明日インターネットでライブ放送があります。
どうぞ御覧下さい。

大腸がんインターネットフォーラム
明日AM11:00~12:00 「がんとどう闘うか」

がん難民をなくせ(4)

 ザクロのように開いて出血し始めている乳がんに対し、放射線治療が傷を瘢痕化させ、出血を止めてくれる可能性は十分にある。
 毎日何回もガーゼを取り替えなければならず、匂いもひどくなってきている。
 その状況を考えると、生きる長さよりも、クオリティ・オブ・ライフという生活の質を守ってあげることが大切だと感じた。
 1日1日の「生活の質」が重なったものが、その人の「人生の質」にもなる。
 明るさを取り戻していけば、ときには「魂の質」だってアップさせることができる。だからあきらめてはいけないのである。
 病気はあるけど、今日一日どう快適にすごせるかを前向きに考えるべきである。

 紹介しようとする東大病院の中川助教授との電話が終わった後、彼女は
「よくわかりました。納得しました。先生の治療方針に従おうと思います」
 と言ってくれた。

つづく

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