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2008年8月31日 (日)

岩次郎小屋の太陽光発電

Image118 今年の春、岩次郎小屋の屋根をウッドシェイクからソーラーパネルに切り替えた。
電力を売るようになった。1kwあたり23円。ドイツに比べると1/3の値段である。
ドイツは自然エネルギーで作られた電気を、電力会社が高値で買い取るシステムを作り上げた。
世界一の太陽光発電国だった日本は、3年前にドイツに抜かれたのである。
世界のトップを走っていたものが、なんでもこうやって抜かれてしまう。
政府が自然エネルギーを大事にするという姿勢を見せれば、もっと国民の意識は高まり、誘導できるはずである。
福田首相が太陽光発電を尊重すると言ったことは大きい。
首相はこうしたアドバルーンを高らかにあげていくべきである。
太陽光発電世界一奪還は、日本の技術力をもってすればそう難しいことではないと思う。

Image120_2 岩次郎小屋にはクーラーがない。そのため夏の電力消費量が極端に下がる。夏は電力を電力会社に売ることができる。
極力原発に頼らず、自然エネルギーを大事にすること。
夏のピークの電力消費を、国民が協力して下げること。
1年のほんのわずかのピークに電力不足にならないよう、電力を過剰に作り出すことに問題がある。
8月の1-2週間を除けば、電力は充分足りていると考えていい。
このピークに電力供給不足がおきないよう、日本中の電力会社は余裕を持たせて電力を作り出そうとしている。
しかし、余った電力は使ってもらわないといけなくなってしまう。
今の技術力では、大きな電力を貯めて置けないという問題がある。
大事なことは、8月の2週間くらいの間に、電力をどう使わないようにするか。
これに皆が協力すれば、これ以上原発を作る必要はなくなると思う。

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