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2008年8月 4日 (月)

終末期医療について

元岐阜県知事の梶原さんがやってきて、茅野市長などと昼食をとった。
健康医療市民会議信濃を茅野の市民たちが立ち上げた。梶原さんはその全国版の代表である。市民が自ら健康や医療について意識を高め、医療を変えていく必要があるのではないかというのが梶原さんの考えのようだ。

080704 安らぎの丘の回診、予約外来、東京の方二人の新患。ぼくにとっては電子カルテ化の初めての日である。クラークがついてパソコンのしくみを教えてくれているが、息を合わせるためにはまだまだ時間がかかりそうである。地獄の外来となった。しばらく外来はとてもステレスフルになりそうである。穏やかな気持ちで診察をし続けるよう注意しなければいけないと思った。

終末期医療について

終末期医療について、読売新聞が全国の3百床以上の病院にアンケート調査を行った。

終末期医療に問題があるとした病院は91%。大変病院が疲れていて、きめ細かく温かな終末期医療がやれていないと病院自体が自己批判している数字でもある。

終末期の延命中止が2割行われているが、ガイドラインどおりたくさんの患者や家族を巻き込んだ形で延命中止が意見がまとまることがあまりないということも、アンケート調査でわかってきた。

こうして考えてみると、後期高齢者医療制度の終末期医療相談料が2週間くらい前に点滴をことや人工呼吸器につないで欲しくないことなどを本人に確認することによって、2000円もらえるという制度は、大変批判がでた。そのとおりである。
この制度は感性の鈍いどうしようもない制度だと思う。

しかし終末期のあり方を、本人が元気なときに自分はどうしてほしいかと言っておき、それをできるだけ守ってあげられるようにすることは、新しい医療の流れだったはずである。

後期高齢者医療制度に、終末期の問題にふれたこと自体はそう悪いことではないのではないかと思っている。

ヒステリックに、後期高齢者医療制度のすべてが悪いと批判するのではなく、終末期のあり方を強制ではなく、患者さん自信が選べて人工呼吸器などは自分で必要ないと思う人は、必ず2~3割りいるはずで、その人たちがその思いがちゃんと達成できるようにすることは問題がないように思った。

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