« 病院の中庭で | トップページ | ミュージカルCATS »

2008年8月 7日 (木)

第三国定住制度導入について

昨秋、「黙っていられない」(マガジンハウス)を共著した池田香代子さんからFAXを頂いた。
難民受け入れに関するぼくのワキの甘い評価に対して、厳しいチェック。さすが、なるほど、と思った。

池田さんのお許しを頂きましたので、ここに掲載します。読んでください。

カマタクン、お元気ですか。池田です。

お忙しいと思い、FAXにします。
「毎日が発見」、送られてきました。
 (鎌:←ぜひ読んでください)
読んでみようかなと思わせる、彩り豊かな誌面になっていて、さすがと思いました。

ある方から、カマタクンがなんとブログをなさっていると聞いて、きのうのぞいてみました。
よくそんな余力がおありですね。
つくづくすごいと思う。

船旅の記録は、ゆっくり読ませていただこうと思います。
いいなあ。

直近の、第三国定住制度導入について。

難民キャンプでじかに切実な訴えを聞いているカマタクンが、これを歓迎する気持ちはよくわかります。
わたしも、難民鎖国日本の扉にほんのわずか隙間が開いたと思う。
でも、UNHCR認定難民だから日本としては構成で迅速な認定ができる、という政府の説明には釈然としません。
日本に逃げてきている難民の人たちとかかわる立場からいうのだけど、UNHCRが認めたマンデート難民でも、これまで法務局は偽難民だといいはって、追い返してきたんです。
それで強制帰国させられて逮捕され、拷問を受けた人はたくさんいます。
だから、よくもまあぬけぬけと、というのが本心だけど、そこはおとなとして、いいことをしようとするムキは褒めないと、と思います。

恐いのは、日本で難民申請をしている人たちが、これまでに増して冷たい仕打ちを受けないか、ということです。
わが国は第三国定住制度によって一定数の難民を受け入れているのだから、その一方で日本国内の難民申請者にはこれまでより厳格に対処する、なんていうお役所の論理がまかりとおたらたいへん、よーく目を光らせていないと、と身構えてしまいます。

ブログによると、かなりむちゃな移動をなさっていますね。
わたしだけじゃないんだ。
ちょっと安心。

                                       池田 香代子

|

« 病院の中庭で | トップページ | ミュージカルCATS »

経済・政治・国際」カテゴリの記事