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2008年8月27日 (水)

悲しいスポーツ、バレーボール

男子バレーボールは、オリンピックで予選全敗。女子は準決勝でブラジルに3-0で敗れて敗退。圧倒的な差だったようである。

かつて強かった日本のバレーボールはどうしてしまったのだろう。
ぼくはとても卑怯なスポーツになってしまったと思っている。

国際連盟と日本協会の絆か癒着かわからないが、世界選手権も、ワールドカップも、五輪予選さえも、いつも日本で行われる。そしてなぜかアイドルが出てきてマイクで絶叫し、日本の大観衆と一緒に「日本チャチャチャ」とやる。かつて日本は相手の国のファインプレーに、丁寧な拍手を送っていたのではないだろうか。日本に外国の選手を呼んでおきながら、「がんばれ、日本チャチャチャ」と絶叫するスタイルは、なんだか悲しい。卑怯なスポーツだと思う。強くなるわけがない。

今年は強い、今年は強いといわれて、いつも負け続けている。そして今回のオリンピックもやっぱり負けた。本当に強いチームを倒すためには、がんばるだけではダメなのである。がんばったり、がんばらなかったり、この呼吸が大事である。

かつて日本には、金メダルをとった最強のチームがあった。「がんばれ、日本チャチャチャ」とやればやるほど、選手の肩に力が入る。日本は所詮豪腕チームではなく、しなやかで柔らかなチームを目指すべきだと思う。がんばったり、がんばらなかったりすることが、バレーボールの再生につながると思っている。

身びいきしかしない中国を批判しておきながら、日本のバレーボールの観戦スタイルはなんだろう。それに比べると、女子サッカーやソフトボールは、ほどほどの応援があり、きちんと実力を出し切ったように思える。

人生を生き抜く上でも、スポーツを勝ち抜くためにも、がんばったり、がんばらなかったり、良い加減が大事なのである。

いい加減がいいのだ。(10月発売予定です)

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