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2008年8月 2日 (土)

療養病床・低炭素社会づくり

2012年までに、35万床の療養病床を18万床へ減らす計画を修正し、22万床にすることが決まった。4万床増えたのである。

老人のベッドが18万床まで減ることについては、大変なことが起こると感じていた。
医療費の抑制だけを最優先に考えた机上の理論だと批判してきたが、やっとそのことに気がついて、緩和措置を行われることになった。患者が行き場を失うという点については、若干ではなるが、改善されることとなった。

福田政権は相変わらず人気はないが、このところ実はちょっと舵取りが変わってきだしているのではないか、と思うようになりつつある…。

政府は温室効果ガス排出を大幅に減らすため、低炭素社会づくり行動計画の中で、太陽光発電機の価格を3-5年後に半額程度にする政策を打ち出した。これはすごいことである。

日本の太陽光発電の導入は2004年まで世界一であった。しかしそれが小泉首相の時代に環境に手を回さなかったため、2005年ドイツに抜かれ、大事な時期に政府は、世界の先頭を走る企業を持ち上げることも怠ってしまい、後手に回ったのだ。そのことは大変不満に思っていた。

080720_2 ぼくは岩次郎小屋を300年もたせようと思って建てた。
今年春、20年使ったウッドシェイクの屋根をやめ、迷った挙句、太陽光発電機のついた屋根に替えた。見栄えは少し悪くなり、もちろんコストはかかったが、満足している。
電力会社に電気を売るようになった。ソーラーパネルのついたカバンというのも買ってみた。旅行中も携帯電話などの充電は太陽光発電で行うよう努力し始めている。

住宅向け太陽光発電機の価格は現在、2~300万円。3~5年の間にそれを半額程度に引き下げられるよう、迫真的技術を作り出すために、政府が新たな応援するという。これは大変良いことだと思う。
電力の節約は大事である。LETを使った電気は徐々に自宅の電気を変え、消費電力を少なくする努力をしている。

080710しかし同時に政府はドサクサにまぎれて、低炭素社会作りの行動計画の中に、原子力発電の建設について、2017年度までに九基の建設をしようとしている。これは発想がおかしいと思っている。

電気のピークに電力供給量を不足させないために原発をつくるれば、高い電気を買わざるを得なくなる。
夏のある時期を除けばあまった電力を作り出しているのだから、夏の一時期の電力消費量を減らす政策を講じることの方が重要だ。そうすれば、新規の原発を7基も作る必要はないだろう。
老朽化し廃棄するときの危険やコストを考えると、簡単に低炭素行動案の中に原発をコソコソと作るのはいかがなものかと考えている。

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