公的な教育支出、1位はアイスランド
日本の公的な教育支出額は、GDP比3.4%。アイスランド7.2%に比べると半分、先進国OECD28カ国の中では最低である。
小泉さんは教育も医療も、全部切り捨ててきた。じりじりと下がり続けている。今の政権は、道路やダムや原発を作ることに夢中である。道路ならばいくらでもピンはねできるからだろう。医療や教育など、権力者たちがピンはねしづらいところにはお金は回らない。防衛も同じだ。防衛の汚職は繰り返され、後を経たない。防衛費を増やせば政治家や役人たちが得をする。
アイスランドは軍隊を持っていない。軍隊に使うお金を、教育や医療に差し向け、女性を大切にする国づくりをした。世界で初めて女性大統領を生み出し、日本を抜いて男性は世界一の長寿国となり、教育支出額も世界一に上り詰めた。国づくりの志が違うような気がする。
ぼくたちのこの国の20年は、最低な人たちに最低な国づくりをさせてしまった。日本人は一生懸命働き、税金もしっかり出してきたにも関わらず、その税金が有効に使われなかった結果が、こんな国にしたように思う。早くなんとかしないといけないと思う。
民主党もどうしようもない政党だと思う。うんざりである。しかし、自民党がやっていた結果がこれだ。たいした党がどこにもないが、2大政党にして、悪いことをしたときに必ず政権交替が行われるようにすれば、悪いことが発覚しやすくなるだろう。発覚しやすくなれば悪いことをする人間は減る。どうしようもない自民党と民主党ではあるが、2大政党が政権交替する形を作らない限り、この国をよくすることはできないように思う。
右の写真は、自民党本部。総裁選の5人の立候補者が演説をした会場。偶然今日、自民党議員と対談の約束をしていた。
とにかく医療費を年間33兆円から40兆円に上げ、充実した小児医療・産婦人科医療・がん医療・緩和医療を充実させること。医療費が40兆円にした後は、天井知らずに医療費が上がることを防ぐべき。そのためには包括払い制度を導入してもいいのではないか。これがぼくの考えである。それを伝えるために、自民党の議員と対談をした。
この国が大統領制ならば、ぼくも命がけで一度立候補して、自分の考えていることを実現してみたいとも思う。いろいろなところから、国政選挙に出てみないかというお誘いを受けるが、ぼくは絶対に出ない。陣笠をやっても何もかわらないと思っているから…。
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