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2008年9月14日 (日)

疲労回復にはクエン酸

看護学校の文化祭が行われた。
「笑顔があなたの人生を変える」というタイトルで記念講演を行った。
ぼくのブログを見たという方がぼくの講演を聞きに、福岡や千葉から看護学校へ足を運んでくれた。ずいぶん遠くからたくさん来てくれたようだ。ありがたいことだと思う。

さて最近、講演会で健康の話をするときに、疲労の話もする。
筋肉に乳酸がたまると疲労感を感じる。代謝で乳酸を他の物質に変えてあげると疲労感は治まる。筋肉にたまった乳酸を他の物質に変えるためには、クエン酸が効く。

0914人間の体の中には、クエン酸回路という代謝のサイクルがある。クレブスという人が1937年に見つけた回路で、クレブス回路とも言われる。疲労にクエン酸がいいのである。

ぼくは朝4時半から起きて仕事をしているので、夕方の4時半くらいになると疲れが出てくる。そこでクエン酸を入れた牛乳を飲む。ヨーグルトのようでとてもおいしい。この一杯のクエン酸入り牛乳でぼくはまた夜まで全力で仕事ができるのである。

このクエン酸についてよく質問される。

実際には液体のクエン酸が一番使いやすくて、ぼくが使っているのは、スター食品という会社のシトラックスという液体クエン酸である。
テレビ東京の「主治医の見つかる診療所」に1時間特番としてぼくが出演したときには、りんご黒酢を牛乳の中に入れた。酢でもいい。

酢やクエン酸の苦手な人は、梅干でもいい。ただし塩分が多くなる欠点があるので、梅漬けとか梅干を利用するときには、減塩ものを使わないといけない。
グレープフルーツにもクエン酸が多く含まれている。

酢や梅やグレープフルーツを上手に使うと、疲労回復ができる。おすすめである。

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