後期高齢者医療制度に激しく噛み付いていた茨城県医師会
茨城県医師会はおもしろい。ぼくとは少し考え方が違うが、なかなか気骨があると思っている。
後期高齢者医療制度に反対し、茨城県医師会の政治団体・茨城県医師連盟は、次期衆院選で、県内7つの全選挙区で民主党から立候補を予定している7人の推薦を決めた。
日本医師会は、自民党に対して経団連に次ぐ政治献金をしていた。自民党と日本医師会とはそういう関係ができあがっていたのだ。
これからは二大政党にして、医療を支援するのはどちらかをきちんと見極め、医療を充実させる側に支援した方がいい時代になってきたのではないだろうか。
自民党は制度疲労してどうしようもないし、民主党もどうも頼りのない政党でどうしようもない。未成熟な政党をきちんとした大人の政党にするためには、二大政党しかありえないのではないかと思う。政権交替を何回か繰り返しながら、明確な政策の違いを論争させ、国民はどちらかを選んでいくというスタイルが、成熟した政党を作っていく上では大事なのではないかと思っている。
そういう意味では茨城県医師会の快挙に拍手を送りたい。
もう一度言おう。自民党も民主党もどうしようもない政党だ。しかしこの国が良い国になるために今一番大切な事は、二大政党を作り、政権交替を繰り返しながら、政治を成熟させることだと思っている。
写真は、黄金色に輝く岩次郎小屋からの風景。
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