幸せを感じることのできる国をつくりたい
青少年白書をみていて、唖然とするデータがあった。
親の人生を肯定する人は、わずか16%というのである。
父親の人生をみて、生きがいがあると感じている人は16.7%、母親の人生については15.5%にすぎない。
電通総研が実施した世界価値観調査では、自分が幸せと思う人の比率は、日本は29位だった。
豊かになったけれど、幸せを感じない国ニッポン。
こういう国づくりを、今の政府はしてきた。
小泉さんがすすめてきた新自由主義は、まさに規制緩和をして、豊かさを目指した。
だが、どうも幸せの国づくりではなかったような気がする。
心や体、人とのつながりを大事する新しい国づくりが今こそ必要なのではないだろうか。
モノやお金よりも大切なものがあるという、原点に立ち戻ったほうがいいように思う。
こんな経済が混沌として難しい時代だからこそ、目先の欲にとらわれないことだ。
日本は1500兆円の現金をもっている国である。
どこの国よりも土台がしっかりしている。
デンと構えて、自然を大切にしたり、子どもを大切にしたり、地域を大切にしたり、いい製品をつくることを心がけるべきではないか。
そんな国づくりを、リーダーは国民に呼びかける時期にきているのではないか、と思う。
二大政党になって、明確に論戦をし、どんな国づくりをするのかを、国民に明確に訴えて、選挙で問うべきだ。
| 固定リンク