筑紫哲也さん、ありがとう
一人のジャーナリストが亡くなった。
筑紫哲也さん、73歳。
昨年、松本市にある、親友・高橋卓志さんのお寺で行われた、辛淑玉(シンスゴ)の生前葬で、筑紫さんと隣同士になった。
これから、肺の治療なのだと聞かされた。
肺がんの入院治療をはじめる一週間ほど前のことだった。
その後、風の便りで、厳しい状況だと聞かされ、心配をしていた。
筑紫さんが元気だったころ、ニュース23で、伊那の高遠城址公園の夜桜を、全国中継したことがあった。
そのとき、ゲストとして出演させていただいた。
「がんばらない」という意識性について、満開の桜の下、語り合った。
がんばりながら、がんばらないという視点のユニークさを評価してくれた。
たいへんうれしかった。
経済が崩壊し、不透明な時代だからこそ、筑紫さんのような鋭いジャーナリストが必要とされている。
残念である。
ご冥福をお祈りする。
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