それでも夕日は落ちている!
3歳になる孫が、はじめて写真を撮った。
岩次郎小屋からの夕日である。
僕は『いいかげんがいい』という本のなかで、交感神経と副交感神経の両方の時間をバランスよくもつことが、健康にも幸せにもつながると話してきた。
たとえば、夕日が落ちていくときに、数秒の間でも、仕事の手をとめて、「わあ、きれい」と感動すること。
それが、副交感神経を優位にし、血管にも免疫系にもいい効果をもたらす、といい続けてきた。
3歳の子どもが、はじめてカメラを握った。
彼は、なぜだか、夕日に向かってシャッターを切った。
もちろん、ゆがんだ写真が何枚もあったが、一枚、“傑作”が撮れた。
それが、岩次郎小屋の夕日だった。
夕日は、日本中どこでも落ちている。
いや、日本中だけでなく、世界中どこでも。
夕日は間違いなく、落ちているはず・・・。
その夕日に気がつくかどうか、それが大切なんだ。
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