鎌田實 日本経済への提言⑯
~~「ブレーク・ステート」しよう~~
ブレーク(braek)は中断させるという意味、ステート(state)は、状態という意味である。
仕事をしているときに、窓に外に夕日が落ちていく。
そのときは仕事を一瞬やめて、ブレーク・ステートすることによって、副交感神経が刺激され、血液の循環がよくなり、血圧も少し下がり、疲労回復に向かう。
当然、仕事の能率も上がる。
カッカしていたり、イライラしていたり、交感神経が緊張していると、血管が収縮して、血圧が上がる。
そんなときに、ブレーク・ステートすれば、いい状態に揺りもどされていく。 
会議でいき詰まっているときでも、親子でケンカしかかっているときにも、ブレーク・ステートするのはとてもいい。
がんの治療中でも、ほかの難病の治療中でも、のめりこみすぎているときには、ブレーク・ステートしてみることが大事である。
最近、パチンコ依存症なんていう言葉があるらしい。
アルコール依存症も同じ。
ブレーク・ステートしてみると、もしかしたら、そこから脱出できるきっかけがつかめるかもしれない。
ブレーク・ステートして、こころをあたためることである。
経済崩壊のなかでは、「会社がどうなるか」「仕事がどうなってしまうのか」・・・と悪い考えが頭のなかをめぐってしまいがちだ。
そんなとき、ブレーク・ステートするといいと思う。
写真は、ファンの方が作ってくれたパッチワーク。
ドクター・カマタが鼻歌をうたいながら、ひまわりの咲く道を行く。
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