医師不足はさらに悪化
日本政策投資銀行の試算によると、2025年には、医師不足がさらに進むらしい。
現在、医師不足が叫ばれているが、16年後には、比較的医師が多い東京や京都でも医師不足になる、という。
2005年の段階では、患者数1000人あたりの医師の数は、東京が約41人で1位、京都が約40人で2位、福岡が約39人で3位。
反対に、医師が少ないのは、埼玉が約21人、茨城県が22人、新潟が23人となる。
2025年には、さらなる高齢化によって患者数が増えると試算し、患者1000人あたりの医師数は、最も恵まれていた東京でも、41人から33人に、京都でも、40人から36人に低下する。
現在、日本の医師の数は27万8000人。
この数少ない医師たちにどう働いてもらうかという戦略が必要なのであるが、麻生さんには、その戦略がまったく見られないのである。
医療が崩壊する前に、麻生さん、早く手を打たなければ。
2兆円のバラマキはやめて、医療や福祉に投入しよう。
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