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2009年1月 1日 (木)

新年おめでとう!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2009年もイラクやチェルノブイリの子どもを救うために全力投球です。

子どもたちとそろって、1月1日の料理を食べた。Photo_11
お正月は、多くの家庭で祝い箸を使う。
箸の両端がまるく細くなっているもので、両口箸ともいわれる。
12月31日からお正月にかけて、ご先祖さまがお年とりに戻ってこられる。
そして、自分のルーツの人たちと一緒にごはんを食べる。
このため、お箸は、ご先祖さまが使う側と、自分が使う側との両方があるらしい。

なるほどな、と思った。
こころのなかで、自分を産んでくれた父や母に感謝する。
その父や母の上には、おじいちゃんやおばあちゃんがいて、さらにその上には、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんがいる。

ぼくのうちはどんな家系なのかよくわからないが、ぼくのうえにはずっと脈々とつながっている命があることは間違いない。
どうしようもなかった親もいただろうけど、そんなのお互いさま。
へんな人がいるなんて、当たり前のこと。

人類の歴史は、700万年前までさかのぼると、みんなアフリカのサバンナではじまっている。
もっとさかのぼれば、38億年前、地球上に命が芽生えた。
そのときから、命は脈々とバトンタッチされ、伝えられてきた。

つながっていることを自覚するのが、お正月の役割。
いま生きている水平的な絆とともに、自分たちの子孫や祖先へとつながっている垂直的な人とのつながりを、家族とともに料理を食べることで実感できる。
それを示しているのが、まさにお正月に使う箸の形なのだと思う。

1日は、夜6時に諏訪中央病院に行く。
恒例のアルコール依存症の人たちのミーティングにちょっとだけ参加して、あいさつをさせてもらう。
緩和ケア病棟にも行き、お正月も病院に残っているがんの末期の患者さんたちの顔をみてきたい。

本年もよろしくお願いいたします。

写真は、奥志賀高原のブナ林で自然から力をもらっているカマタ。
この時の健康を守るための食と自然の講演がもととなって、今年、本になる予定

005_5ぼくの今年の年賀状を見て下さい。

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