最後の卒業式
今年、長野県立中野高校は、98年の歴史に幕を閉じる。
最後の卒業式が行われる少し前、ぼくは「教科書にない一回だけの命の授業」をしにいった。
中野高校の林先生が、ぼくの本を読んで感動してくれ、ぼくを招いてくれたのだ。
学生たちにもぼくの本をすすめてくれたようで、読んでくれている学生たちが多かった。
なかには、今年の春、中野高校から諏訪中央病院看護専門学校に進学が決まった薩田さんもいた=写真。
中野高校は、98年間、1万7000人の卒業生たちを出してきた。
今年、最後のアンカーが巣立っていく。
見事なアンカーだった。
いい若者たちだった。
彼らの未来に幸あれ、と祈る。
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