おばあちゃんの知恵 干し大根
原村診療所に診察に行くと、
82歳のスミコさんが、干し大根をもってきてくれた。
うわさではきいたことはあるが、
はじめてみる。
大根を輪切りにして、まんなかに穴をあけ、縄でつなげて、軒下にぶらさげて乾燥をさせる。
日が当たるためにビタミンDが豊富になる。
かつて流通や冷凍技術がなかったころ、冬においしい野菜を食べる一つの工夫だったという。
信州の人たちは、長く厳しい冬、こうやって自分のからだを守ってきたのだろう。
ていねいな生き方をしている人たちだ。
こういう知恵を守っているおばあちゃん、大好き。
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