時代の空気をつかんだ天才
喉頭がんになり、最後はがん性リンパ管症で亡くなった忌野清志郎。
清志郎の歌を聴いていると、時代の空気をつかむ天才だったなと思う。
特にいいのが、カバー曲の「イマジン」。
清志郎独特の明るく、楽しい空気の向こう側に、切なさがある。
胸をかきむしられるほどの切ない歌い方で、こんな国だったらいい、こんな世界だったらいいと思わせる国家観や世界観がある。
クリエイティブな人間は、時代の空気をつかむ天才である。
しかも、空気をつかみながら、空気をいい方向へ変えていく。
それが、クリエイターたちの仕事のような気がする。
| 固定リンク
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- ピーコさんを悼んで(2024.10.21)
- 果てなき大地の上に(2022.06.12)
- チャリティCD申込方法(2022.06.05)
- 加藤登紀子「果てなき大地の上に」(2022.05.27)
- tenboさんのEDEN-アートパレット(2021.06.02)