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2009年5月19日 (火)

時代の空気をつかんだ天才

喉頭がんになり、最後はがん性リンパ管症で亡くなった忌野清志郎。

清志郎の歌を聴いていると、時代の空気をつかむ天才だったなと思う。
特にいいのが、カバー曲の「イマジン」。
清志郎独特の明るく、楽しい空気の向こう側に、切なさがある。
胸をかきむしられるほどの切ない歌い方で、こんな国だったらいい、こんな世界だったらいいと思わせる国家観や世界観がある。

クリエイティブな人間は、時代の空気をつかむ天才である。
しかも、空気をつかみながら、空気をいい方向へ変えていく。
それが、クリエイターたちの仕事のような気がする。

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