蔵のまち倉敷へ
倉敷へ講演に行った。
倉敷の大原美術館は、もう3回目になるが絵を楽しんできた。
エル・グレコの「受胎告知」というたいへんな名作がある。エルグレコの完成度はたいへん高いと思う。
モディリアーニやモネの絵もみた。
しかし、なんといってもぼくのお目当てはゴーギャン。
ゴーギャンの「かぐわしき大地」という作品に心奪われる。
1892年の作品なので、ゴーギャンがタヒチに渡って、心も体も元気だったころの作品だ。
野生的でいきいきとしたゴーギャンの息遣いが感じられる。
色使いも、すでに個性的で、彼らしさが感じられる。、
このところ、ずっとゴーギャンのことが気になっており、アムステルダムでも、ニューヨークでも、ゴーギャンの絵を注目してみてきた。
大原美術館のもう一つの見所は、児島虎次郎の名作をたくさん収蔵していること。
とても見応えがある。
何回行っても飽きない美術館。
ぶらぶらと倉敷の蔵の町を散策した。
夜、堀にかがり火がたかれ、船に乗った横笛の奏者が幻想的な音楽を奏でる。
堀端を散策すると、瀬戸内海の風が伝わってくる。
数日前、股関節炎になり、歩くこともできなかった。
病院で外来診察をするときには、車椅子で運んでもらい、苦しんでいた。
寝返りをうつこともできなかった。
整形外科で診察をうけ、鎮痛剤を投与され、劇的に効いた。
去年の今頃は、肉離れを起こし、一昨年は肩関節周囲炎になった。
いろいろなことが次々と起こるが、数日我慢すると、わりあいケロっと良くなってしまう。
数日前までのうなるような痛さが、嘘のように、倉敷の町を歩き回ることができた。
講演も、無事、立ってできた。
全快です。
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