サダコの折鶴
ニューヨークで開催された核拡散防止条約の再検討会議準備委員会。
広島市の秋葉市長が、小さな折鶴を見せながら、演説をした。
この折鶴は、広島で被爆後に白血病を患い、12歳で死亡した佐々木禎子さんが、回復を祈って折り続けたもの。
「2度と、こういう子どもを出してはいけない」と訴えた。
JCFでは、実物の折鶴をバトンタッチされ、事務局で保管している。
折鶴の少女サダコの映画を上映したり、ときどきこの鶴を講演会などで、みなさんにお見せしている。
このブログでも、サダコの折鶴のかんしては、何度か触れてきた。
ニューヨークに、サダコの折鶴を持っていったのはグッドアイデアである。
秋葉市長、あなたはえらい。
日本政府はもっと率先して、核廃絶を訴えていく必要がある。
そういう大きな流れの中で、北朝鮮の動きに歯止めをかけ、日本のセイフティーネットをつくりだしていく必要があるのである。
世界の核が廃絶される方向へ流れをつくることが、日本の大きな役割だ。
写真は、JCFが保管するサダコの折鶴。とても小さいが、平和への大きな思いが込められている
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