新型インフルエンザに負けない⑦
~~原則から外れた対応~~
新型インフルエンザの感染例が国内で報告される前、厚生労働省は水際作戦と称し、アメリカやカナダ、メキシコからの飛行機に対して、機内検疫を行ってきた。
現在は、もうしていないが、もともとばかげた話であった。
アメリカからの飛行機には検疫の網をかけたつもりでも、アメリカからヨーロッパへ行って日本に入ってくる人だっている。
結局、ウイルスを完全に水際で抑えることは、いまのグローバル社会ではできないのである。
完全にできないことを、まるでできるかのようにはしゃいで、自分たちはいい仕事をしていると、見せかけだけの実のないことをしている。
自分たちがはしゃくのはいいが、水際作戦をやっておいて、もれてしまったときの国民の不信感はなかなかぬぐえない。
今回は、アメリカから帰国した2人の高校生の感染をチェックできなかった。
このことに批判の声もあるが、もともとできないことをしようとしたことが間違いなのである。
感染症対策は、感染対策マニュアルというのがあり、原則通りにすれば、十分抑えることができる。
感染対策として、原則的でないことはしないことである。
~~☆~~☆~~☆~~
これから、障がいをもつ人やがんのある人たちとグアム旅行に行ってくる。
先陣はもうグアムに入っていて、ぼくもこれから追いつこうと成田空港に来て、驚いた。
ほとんど人がいない。がらんとしているのだ。
新型インフルエンザで、みんな渡航を控えているらしい。
日本の経済がますます心配になった。
今回の旅には、最終的に87人が参加してくれた。
すでにみんなはグアムに到着していて、グアム観光局の人から大歓迎されたという。
グアムにはまだ新型インフルエンザの感染例は一例も出ていないが、観光客がめっきり減り、沈んでいたという。
そこにぼくらのツアーが行ったものだから、「久々にいいニュース」と、町中で歓迎してくれているようだ。
グアムでの様子は、またご報告しますので、お楽しみに!
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- サライ.jp(2023.11.06)
- 週刊女性PRIME(2023.03.13)
- ブルガリアン・スクワット(2022.12.01)
- 介護の日(動画)(2022.11.11)
- まなび舎Jヴィレッジ(2022.10.18)