夜明け、コーヒー、490円
さだまさしからシングルバージョンのCDが送られてきた。
「私は犬になりたい 490円」
ぼくは毎朝4時半に起きると、窓を開けて、朝日が昇るのを見ながら、コーヒーをいれ、音楽をかける。
これが朝のスタートである。
さだまさしのCDを聞いて、一人で腹をかかえて、大笑いしてしまった。
《安いお弁当選んで買ってみても490円。でも、みそ汁つかない》
なんだか、わけのわからない歌詞で始まる。
ずっと、490円で買えるものが歌われていく。
《でも、みそ汁つかない》
このフレーズが繰り返される。
大笑いである。
なんとなく心配になったフレーズもある。
《京成上野から実籾(みもみ)まで行っても470円。でも、実籾で何をする》
実籾に住んでいる人はちょっと怒るかもしれないが、やっぱり笑ってしまった。
頭のいい人だなと思った。
何から何まで490円でカタをつけようとしているところが、じつにおかしい。
とにかく490円というので一曲になり、それが大笑い。
極めつけは、このCDが490円。手がこんでいるのである。
このごろ社会が暗くなっている。
さだまさしのこの歌は、くだらなくて、明るくて、じつにいい。
この時代にぴったりである。
間違いなく、笑いに引き込まれるので、どうぞ、聞いてみてください。
心があたたまると思う。
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