鎌田實の一日一冊(30)
年間平均すると、3~5冊くらいの「帯」の依頼がある。
じっくり読み込まないといけないので、つらい仕事であるが、読んでいるうちにその本を好きになると、
コピーライターのように数行で何かいいまとめができないだろうかと考えてしまう。
『楽天力 上手なトシの重ね方』(沖藤典子、清流出版)もそんな一冊。
泣けて、笑えて、心が温かくなる本である。
肩の力が抜ける。
老いと向き合うことは、そう悪いことではないなと思わせてくれたり、介護もなかなかおもしろいじゃないかと思わせてくれる話が満載である。
生き方のセンスが磨けそうな気がした。
老いることも、そう不安ではなくなる。
介護することも、いつか介護をうけることも、楽しく受け入れられるコツをマスターできそうな気がした。
読む人の人生そのものを、おしゃれにしてくれるヒントがいっぱいである。
そんな思いを込めて、帯をまとめた。
ぜひ、お読みください。
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