ブロガーの書評で紹介
「宝島」9月号の「アルファブロガー厳選2冊」という書評コーナーで、鎌田の本が取り上げられた。
読者の心を鷲づかみにする名人が書いた2冊の最新刊として、浅田次郎の『大人の実力』(海竜社)とともに、鎌田實の『へこたれない』(PHP研究所)を高く評価してくれている。
この回の執筆者は、「ココロにしみる読書ノート」というメルマガを発行している浅沼ヒロシというブロガーである。
「苦学の末に国立の医科大学に入学。卒業後、同級生でただ一人地方病院へ都落ちするという一見不器用な人生を選び、勝ち組、負け組などという表層的な分類しかできない人間には想像もできない人生を歩んできた。
百年に一度の不況だの、リーダー不在など、マスコミは暗い論調がお好きなようだが、今回も鎌田氏は<なんとかなる><だいじょうぶ>と読者を励ましている。
ある時、伊那谷の老子といわれる加島氏は次のように言ったという。
<ぼくから見れば、鎌田さんはがんばらないなんて言いながら、とんでもなくがんばっているよ>」
心に浸みる一冊としておすすめしてくれている。
ありがたいことである。
写真は諏訪中央病院の庭
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