体が喜ぶヒント⑮
~~無理せず続けられるダイエット~~
「やきとりじいさん体操」というのがはやっているらしい。
マキノ出版の『壮快』特別編のムックに、その体操のDVDがついている。
そのムックに、鎌田の「がんばらないスクワット」を載せてしまった。
妻のさとさんからと叱られた。
「なかなかノーと言わないからいけない」と。
さとさんは、やきとりじいさん体操というへんてこりんなものと一緒にしないでほしい、と思っていると思う。
ぼくは、こういうくだらないのが好きなのである。
やきとりじいさん体操は、インターネットのユーチューブで50万アクセスあったというモンスターであるが、
10年後もこの体操が生き残っているかというと、疑問である。
ブームははかない。
はかないけれど、はかないものは、実はちょっとおもしろい。
いかがわしいけど、けっこうぼくは好き。
このムックはやきとりじいさん体操が目玉かもしれないが、実は、後ろのほうに紹介されている何人かのダイエット法がおもしろい。
キャベツダイエットを、大岡診療所の内場先生が紹介している。
内場先生とは、同じ長野県内なので、以前よくお会いした。
そう、彼が40キロやせたのは、うそではない。しかもリバウンドしていない。
このキャベツダイエットは学会報告していて、それも聞いたことがある。
そのしくみはこうだ。
食前にキャベツをよく咬んで食べることによって、脳の満腹中枢を刺激できる。
野菜を先に食べるので、食物繊維が腸の粘膜にバリアをつくってくれる。
そのため、脂肪や糖の吸収が緩やかになり、すい臓への負担も少なくなる。
彼は、糖尿病でインスリン注射をしていたが、この方法を取り入れてから、インスリン注射の必要はなくなったという。
これは、本当である。
一度に食べるキャベツの分量は、6分の1玉。
食前に、10分間かけて食べる。
ノンオイルドレッシングやポン酢、レモン汁などをかけている。
もう一つおもしろいのは、朝一番に水を1リットルくらい飲む方法。
これはかなり効きそうな感じがする。
あとはレモン水を使ったダイエットも紹介されている。
これは、基本的にはクエン酸なので、ぼくが実践しているシトラックスというクエン酸を使った健康法と似ている。
ぼくは、シトラックスというクエン酸をコップ5分の1ほど注ぎ、牛乳を加えて、飲むヨーグルトのようにして飲んいる。
もちろん、レモン水でやってもいい。
キャベツダイエット、朝一番の水、クエン酸、がんばらないスクワット・・・。
これらは、無理しないで続けられるダイエットとして、なかなかおもしろい。
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