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2009年8月 3日 (月)

体が喜ぶヒント⑬

~~脳血管性認知症にならないために~~

厚生労働省は2008年の日本人の平均寿命を、女性86.05歳、男性79.29歳と発表した。
男女とも3年続けて過去最高を更新した。
女性は世界1位の長寿、男性は4位である。
女性は0.06歳寿命をのば0907224 し、男性は0.10歳のばした。
日本人はさらに長生きをするようになったのである。

この長寿時代、いまや90歳くらいの人はめずらしくない。
70代、80代の人が90代の親の介護をする老老介護も、問題になって久しい。

認知症にならないために、注意したいことを、おさらいしておきたい。
まず、下半身の深部筋を強化すること。
鎌田流のスクワットやはやおそ歩きをおすすめする。
食事では、色素をたっぷり含んだものを食べて、血管をさびつかせないこと。
塩分を薄味にすることで血圧を高めないことである。
塩分の多いしょうゆやみそをたくさん使わないためには、だしをよく活用するとよい。
我が家では、丁寧にだしをとり、それを冷凍させて、いつも使えるようにしている。
スッポンなどを食べてコラーゲンをとるよりも、もともとあるコラーゲンを酸化させないことも大事。
そのためには、赤い色素リコピンがいい。トマトに含まれている。
あとは、果物と野菜でビタミンをとる。
それに繊維と魚を食べることで、血管を若々しく保つことができる。

これは、長寿時代を元気に生きるコツである。

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