尊厳死について考える
茅野市のボランティアグループ「いのちの輝きを考える会」は、生きること、死ぬことを大切に思い、人任せでない自分の生き方を考えることをモットーにして、勉強会を開き、普及活動をしてきた。
リヴィングウィル(尊厳死の宣言書)を示した尊厳死の意思表示カードも発行している。
参加者は、茅野市の住民が521人。
県内では約1500人、県外は北海手道から沖縄まで全部で214人。
タレントのピーコさんも賛同し、この会に入会している。
自分が不治の病で死期が近いと診断されたときには、死期を引き伸ばすための延命処置はいっさいお断りすること。
この場合、苦痛をやわらげる処置は最大限にお願いすること。
自分がいわゆる植物症に陥り、意識の回復の見込みがないと、2人以上の医師が診断したとき、家族の同意を条件に、いっさいの生命維持装置を止めてほしいということ。
そんな意思を明確に示した尊厳死の意思表示カードを、ぼくも、妻のさとさんもそれぞれがサインして持っている。
突然不慮の事故で意識がなくなったときにも、自分の意思が働くように、尊厳死の意思表示カードをいつも財布の中に入れている。
入会金の1000円で、この尊厳死の意思表示カードを発行してもらえる。
尊厳死の勉強に興味がある人は、勉強会に参加することができる。
ご連絡は、いのちの輝きを考える会080-5017-3007へ。
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