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2009年10月13日 (火)

80代でも続けられる健康法

80歳のおばあちゃんが内科の外来にやってきた。
『ちょい太でだいじょうぶ』(集英社)の文庫を2回読んだという。
夫は89歳。1回読んだという。

ばあちゃんは『ちょい太』を2回読んで、できる範囲で実践してみたら10キロやせたという。
「おお太」だったおばあちゃんが、「ちょい太」になり、坂道を登るときも疲れなくなったという。
じいちゃんは慢性肝炎があって、肝機能があまりよくないが、もうすぐ90歳なのに絶好調という。
『ちょい太でだいじょうぶ』は、無理なくメタボ対策ができる。0910082image384
長続きするコツがのっている。
どんなに意思の弱い人でも、やり続けられるような健康法である。
やり続けているうちに、じわじわと効果が出てくる。
急激に成果を出さないが、そのぶんリバウンドも出さないのである。

80歳と89歳の夫婦が文庫本を読んでいるというのも大したものだ。
「ばあちゃんが2回も読んだっていうのは、すごい」とぼくがほめると、
「いいことがいっぱい書いてあった。目からウロコで、もっと早くこの本に出会っていればと私はおお太にならなかった」と、ばあちゃんに言われた。

「ちょい太」健康法の実践者では、ぼくが知るなかでは最高齢者。
目標設定も厳しくないので、楽しく取り組めるのである。
これは生き方にもつながる。
本が役立っていると聞き、本当にうれしかった。

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