発見!特B級グルメ(84)盛岡じゃじゃ麺
盛岡には3大麺がある。
わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺。
わんこそばは勢いで楽しく食べていくもの。
そばどころ信州で暮らすぼくは、そばは繊細な芸術品と思っている。
そばは少量で繊細に、いちばんおいしいタイミングで味わう。
それがそばの食べ方だと思っている。
なので、わんこそばのリズムはあまり好きになれない。
値段もけっこう高い。
じゃじゃ麺は安くて旨い。
550円。 HOT jajaというところで食べた。
ここの麺はかなり腰が強いので、13分ほどのゆで時間が必要。
この感覚も丁寧で好きである。
ひき肉とミソの油いためは、お店それぞれの味があるが、ここのは旨い。
それにキュウリとショウガのおろしを入れて食べていく。
途中で、生ニンニクのすりおろしや、胡椒、唐辛子、ラー油などをお好みで少しずつ加えながら、味の変化を楽しんでもよい。
ぼくは、この店に置いてあるニンニクの一升漬けを加えていくのが気に入った。
じゃじゃ麺の味を劇的に変化させ、実に旨い。
いろんな薬味で味が変化していき、ニクニクの一升漬けでクライマックスとなる。
このニンニクの一升漬けは置いていないところが多い。
元祖じゃじゃ麺の味も捨てがたいが、HOTjajaのじゃじゃ麺にニンニクの一升漬けの組み合わせは何とも言えない。
あらかた食べ終わったら、麺を1~2本残しておいて、チータンタンスープを加えて仕上げる。
しいたけと昆布、玉ネギ、長ネギで出汁をとったスープに、生卵を入れてかき回し、ジャジャ麺の残りに入れて飲み干す。
じゃじゃ麺は、ぼくがすすめる健康にいいショウガやニンニクが十分に入っており、疲労回復にいい酢も使われている。
チータンタンスープで仕上げるころには、代謝効率が高まり、体がぽかぽかし、汗ばんでくる。
盛岡に行ったら、ぜひ、じゃじゃ麺を。
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