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2009年12月28日 (月)

1/2「にっぽん巡礼」に出演

お正月特番の「にっぽん巡礼~2010年 こころの旅がはじまる」に出演が決まった。
「にっぽん巡礼」は今年のお正月に続き、2度目の出演となる。
前回は1時間番組だったが、今回は好評につき2時間。2img_0198
1月2日(土)BShi夜8~10時(再放送は、7日BShi昼1~3時)の放送をぜひ、ご覧ください。

今回の目玉は、俳優の仲代達矢さんの心の風景である。
奥さんが演出し、仲代さんが主演する「マクベス」が酷評。
奥さんが身ごもるが、死産。
その失意の夫婦を救ったのが能登の風景だった。
その後、最愛の妻を亡くす。
死を意識したという仲代さんを再び救ったのも、能登の風景だった。

仲代さんは能登にこだわっている。
能登演劇堂で、無名塾が芝居をするようになる。
東京や大阪からたくさんの客が訪れるようになる。
今年の「マクベス」は特に好評で、チケットは売り切れ続出となった。

能登演劇堂は、舞台の背景が開くようになっていて、外とつながる。
4img_0216外の風景も芝居のなかに取り込まれる。
馬が登場したりする。
まるで唐十郎の紅テントみたいだ。
圧倒的な迫力で、見るものをひきつける。
来年秋の公演には、なんとか都合をつけて能登に芝居を見に行きたいと思っている。

明治神宮の森の「風景」もすごい。
150年先をデザインしながら、10万本の木を全国から集めて植えたという。
まず針葉樹が先に生え、そして広葉樹がとってかわる。雑木林になっていく。
葉っぱもすべて元に戻す。倒木もすべて循環させる。
この森には新しいものを入れず、何も取り出さない。すべての森の中で循環させている。

日本には、すばらしい風景がいっぱいあることがわかる。
自分の心の聖地をもっていると、生きやすくなると思う。3img_0214
生きる力を与えてくれる。
ぼくの心の聖地は、縄文の森。
三井の森へ入る手前に、尖石縄文考古館というのがある。
ここには日本最古の国宝、縄文のビーナスがある。
その裏手にすばらしい雑木林がある。
そこに立つと縄文人の声が聞こえてくるような気がする。
12月上旬から中旬にかけて動画を紹介しているが、それを撮影した森である。
ぜひ、この2週間ほどの動画を振り返ってみてほしい。

では、1月2日の「にっぽん巡礼」をお楽しみに!

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写真は、今シーズンの初滑り

1img_0197_2

昨日、富士見高原のパノラマスキー場で、スキーの初滑りをしてきた。
八ケ岳が遠くそびえているなかでの滑り。
この3日ほど雪が続いたため、ゲレンデの状況はとてもよかった。
しかし、愕然とした。
足腰が弱っている。
夏、イラクに行ったころから、本を出す準備に追われ、足腰の鍛錬がちょっと少なかった。
深部筋の強化が必要なのを実感した。
パプアニューギニアとガザへ行く予定が急きょ取りやめになったので、正月はじっくりと体を鍛えることにする。

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