新型インフルエンザに負けない22
~~国民の7割が抗体をもつ意味~~
新型インフルエンザの累計患者数が、1000万人を超えた。
北陸のある県で、同室で入院中の患者さん2人が新型インフルエンザを発症した。
ともにタミフルが効きにくい耐性ウイルスと確認された。
インフルエンザは、主に飛沫感染で感染する。
まれではあるが、空気感染する例も報告されている。
空気感染するものには結核などがあるが、それだけ菌やウイルスの感染力が強いということである。
タミフル耐性インフルエンザウイルスが出てきているのも気になる。
早く、日本で開発中の新しいタイプの抗インフルエンザ薬が認可され、市場に出るといいと思う。
新型インフルエンザに感染したり、ワクチンを接種すると、しばらくの間、抗体ができる。
新型インフルエンザに感染した人が1000万人を超えたということは、ワクチン製造のスピードを上げ、4000万人くらいがワクチン接種ができるようにするといい。
日本人の半分くらいが新型インフルエンザに抗体をもつ状態がつくられると、大流行を回避することができる。
1918年に猛威をふるったスペイン風邪は、2年間にわたって3回の流行の波が起きている。とういうことは当然、この新型インフルエンザも今年だけでなく、来年も流行の波がやってくる可能性がある。
そのときに備えて、2010年10月くらいまでには、さらに3000~4000万人のワクチン接種が行われ、国民の7割くらいが抗体をもつような状況をつくりだせば、スペイン風邪のような悲劇は回避できるのではないか。
国民全員が強制的にワクチンをする必要はないが、してほしいと思っている人にはできるだけ早く用意をすべきである。
強毒型の鳥インフルエンザが発生する前に、ワクチン製造体制をつくることが重要だ。
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