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2009年12月 3日 (木)

JCFにご寄付を

日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)が、国税庁認定NPO法人として認められた。
長野県では2つ目である。
全国でもまだ106法人しか認定されていないという。

国税庁認定NPO法人に寄付をすると、寄付控除等の対象となる。
これからJCFにご寄付をいただくと、その寄付金の税金が控除されることになる。
たとえば、遺産相続で払う税金の一部を、子どもたちの命を助けるために使ってもいいと思われる方は、ぜひ、前向きに考えていただけるとありがたい。
最近、JIM-NETに1400万円の寄付をしてくださった方がいた。091202image459
子どもたちの医療支援のために、大切に使わせていただきたい。

JCFでは、CD「ひまわり」「おむすび」「ふるさと」を販売し、その収益を子どもたちの医療支援にあてているので、よろしければ、こちらにもご協力を!

イラク戦争により、イラクの子どもたちは、たいへんな状況に陥っている。
ヨルダンの首都アンマンにあるJCF事務局の加藤君からの連絡では、イラク国内には、夫を亡くした妻が300~400万人、孤児になった子どもが400~500万人いるといわれている。
子どもが一家を支えるために児童労働をかせられている例もみられるという。
なんとか子どもたちが、人間らしく生きられるようにしてあげたい。
加藤君はイラクの北部アルビルで、JIM-NETから派遣されている内科医の井下先生と看護師さんをサポートしながら、小児白血病センターのナナカリ病院の感染症対策に指導的な役割を果たしてくれている。
イラク戦争によって、取り返しのつかないことがおきている、その現状を彼は目の当たりにしている。

イラク戦争以降、子どもたちの命を救うための活動にかかわってきたが、子どもたちの姿から「戦争とは何か」が見えてきたような気がする。
2日には、15歳で亡くなったサブリーンのお別れ会を行った。
坂本龍一さんからの追悼のメッセージも届いた。
サブリーンが遺していった絵を見ながら、平和について語り合う夜だった。

写真は、サブリーンの絵をもとにしたポスター

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