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2009年12月 9日 (水)

サブリーンへのメッセージ

突然の呼びかけにもかかわらず、サブリーンのお別れ会に180人の方が集まってくれた。
サブリーンは11歳のときに、横紋筋肉腫と診断され、右目の摘出手術を受けた。
その後、左目にも転移、全身にも広がり、本年10月16日に亡くなった。

こんなメッセージが送られた。

「きっと、普通の女の子に憧れていたのでしょうね。Photo
そんな“普通”の夢さえ叶えることができませんでした。
本当にごめんなさい。
世界中の大人たちは、あなたに謝らなければなりません。
今度生まれるてくる時には、平和の地で、お洒落してお出かけができるように。
平和が“普通”のことになる時代が来ますように。
そして、世界中の子どもたちが笑顔で暮らせますように。
私たち大人の責務です」(東ちづる)

「イラクに何人のサブリーンのように、一方的な戦争の犠牲になった子どもがいるのだろう。
世界には何人のサブリーンのように、貪欲さと暴力の犠牲になった子どもがいるのだろう」(坂本龍一)

サブリーンは9月、がんが左目にも転移して、両目とも見えなくなったときに、もう絵がかけない、夢も希望もなくなったわ、と悲しんだ。
最後の視力で、たくさんの絵を書いた。

そのときのサブリーンの絵が、チョコレートの缶にプリントされている。
缶は4種類で、4缶1セットで販売している。
サブリーンの「イラクの病気の子どもたちを助けてください」という願いを、ぼくたちは引き継いでいこうと思っている。

チョコレートについては、こちらをご覧ください。

http://www.jim-net.net/notice/09/10campaign_yokoku01.html

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