出版不況のなかで
16日の朝日新聞の広告欄に『いいんげんがいい』10万部突破、という大きな広告が載った。
ありがたいことである。
じわじわと売れ続けて約1年、10万部を突破した。
本が売れないといわれている。
1989年から20年、2兆円産業といわれた出版業界は、今年度、1兆9300億円台に落ち込むという。
ピークは2兆6500億円まで伸びたが、じわじわと下がり続けている。
雑誌はさらに厳しい。
雑誌の部数は7.3%減と落ち込みがひどいという。
「諸君!」など約170種が休刊した。
来年1月4日発売号の「週刊ポスト」から新しい連載をはじめる。
『じたばたしない 「くう」「みる」「ひたる」』
厳しい時代ではあるが、時代に飲み込まれず、おいしいものを食べたり、いい映画やいい本をみたり、温泉にひたったり、感動にひたったり。
そんな連載をはじめたいと思う。
ぼくは講演旅行中など、必ず本を持っていく。
おもしろい本や雑誌が必要と思っている。
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