小沢一郎幹事長は語らなければならない
小沢さんは、記者会見をしても何も語っていない。
1月13日の民主党愛知県連のパーティーで、小沢さんはこんなことを言っている。
「わたしどもは決して法に触れることはしたつもりはありません。それは国民も理解してくれたと思う。ですからこそ、政権をわれわれに与えてくれたのではないでしょうか」
なんともお粗末な論理矛盾ではないか。
ぼく自身は、政権交代論者なので、今回、民主党に政権交代したことはいいと思っている。
政権が失政をしたときには、国民の審判により政権交代をするということで、政治は徐々に成熟していく。
政権が変わったことは是としているが、小沢さんの発言はいただけない。
選挙で民主党に投票したのは、小沢さんの政治資金の問題を肯定したわけではないのである。
こういうまやかしのスピーチをしてはいけない。
簡単なことである。
小沢さんは、自身が紙袋に詰めてもってきたという4億円の出所をはっきりすればいいのである。
逃げ回る必要はない。
そして、胆沢ダムを受注したとき、賄賂として5000億円が動いたといわれているが、その一部が紙袋に入っていないということを、はっきり証明すればいいだけである。
説明責任は、政治家として当たり前のこと。
小沢さんに期待はしているが、悪いことをしているなら、責任ある立場にいるべきではない。
身の潔白を証明してほしい。
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