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2010年2月 2日 (火)

木やり名人

木やりは、御柱祭には欠かせない。
御柱を八ケ岳から切り出し、2ヶ月かけて人力で曳いて、諏訪大社に奉納するわけであるが、木はなかなか進まない。
そのときに、木を進める役が木やり師である。

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木やり師の声が、御柱を曳く氏子の心を揺さぶり、重い御柱を動かしていく。
特に難所では、木やり師の声が氏子たちの心に響かないと、木は動かない。
木やり師たちの腹の底からの「おねがいだあ」という声が張り上げられると、諏訪大社の氏子たちから「よいさ、よいさ」の声とともに、重い御柱が動き出すのである。
そうやって、道がほぼ直角に曲がる大曲(おおまがり)というコースや、木落とし、川越えなどの難所を越えていく。
子どもたちの木やりも、曳き手が疲れているときに、元気をくれる。

木やり日本一コンクール上社の部が、茅野市民館マルチホールで行われ、160人が自慢の声を競った。
木やり名人がいるというのは、うれしくなる。
今回、2人木やり名人に指名されたが、そのうちの一人は父親も木やり師だったという。
残雪の八ケ岳に木やり師たちの声が響く御柱祭が、いよいよ近づいている。


写真は、一晩中降り続いた雪。春を告げる御柱祭の話題を書いたが、まだ信州は雪の中である。

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