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2010年2月28日 (日)

この人に会いたい(18) 玄田有史さん

「希望学」というちょっとかわった学問をはじめた東京大学社会科学研究所の教授。

希望を科学した。
どんな人が希望をもちやすいか分析している。

子どものころに期待された子は、大人になってから希望をもちやすいという。
希望は、性格や経済力に影響されていないというデータを示している。
ぼくは経済力がないと希望を失うと思っていたが、そうではないらしい。
友人がいっぱいいるほど、希望をもちやすいという。
これはわかるような気がする。
チャレンジ精神や好奇心が強い人は希望をもちやすいという。
いいかげんな人や優柔不断な人は希望をもちにくいという。
それに、挫折体験がある人のほうが、ない人よりも1.7倍希望をもちやすいという。

大事なのは、子どものころになりたい職業をもっていること。
子どものころになりたい職業をもっている人ほど希望をもちやすい。
実際には、その職業に就けなくても、なりたい職業をもったかどうかが大事だという。
希望をもっている人は勇気をもって生きているという。

ドンキホーテを書いたセルバンテスは言った。
「つまらぬ財産をもつより、立派な希望をもつほうがましだ」
なかなかいい言葉だ。
ドイツの詩人シェーファーは、「悩む限りは希望を抱ける。人間の最高の幸福はつねに希望、希望である」
サンテグジュベリは、皮肉な言葉を残している。
「人類が最後にかかるのは、希望という病気である」
なかなかおもしろい言葉である。

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