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2010年3月 3日 (水)

太陽の力を借りる

茅野市にある諏訪東京理科大学と地元の企業がピンク色のフイルムやネットを共同開発した。
これがただものではない。
太陽光を吸収し、光合成に適した波長域に変換して、農産物の収穫量を増やすのだという。
光合成を促進させる「光返還光合成促進農法」というらしい。
断熱作用にも優れているため、夏は太陽からの熱を遮断し、冬は温度を下がり過ぎないようにすることもできる。

おもしろい発想だと思う。
これを利用することで、年や土地によって起こる日照不足を解消できるかもしれない。

すでにぶどうや小松菜、セロリ、トマトなどで実験され、大きな効果を生むことがわかった。

ユニクロの保温効果のあるシャツが評価されて、爆発的なヒットしたのと同じように、農業でも太陽の光を上手に使う素材の開発というのは、おもしろいと思う。

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