いよいよ御柱
4月2日から3日間、諏訪大社上社の御柱の曳行が行われる。
ぼくは『空気は読まない』(集英社)に、カナディアンファームのハセヤンの話を書いた。
阪神淡路大震災のときには、トラックに風呂釜を積んで、被災した人たちに震災風呂をふるまったり、新潟の震災のときには、諏訪中央病院と一緒に新潟に救援にかけつけた熱い男である。
そのカナディアンファームの一帯に今、8本の御柱が並んでいる。
御柱のめどでこのめどを作るために、木に楔状の穴を開ける木づくりが行われた。
鎌田もこれとまったく一緒のかっこ、ももひき、はらがけ姿で、4月2日から御柱を引いたり、乗せてもらったりする。
その間に患者さんの家に顔を出して、寝たきりのお年寄りを元気づけたい。
諏訪中央病院の医局の若い医師約50人は、36年前からの地域の健康づくりをしたぼくの同志原ますよさんのお宅におじゃまし、祭りの料理を食べさせてもらったり、木落としを見せてもらう予定。
若い医師たちに、地域を好きになってもらうきっかけになればと思っている。
イラク人医師のリカア先生も4日の最終日にご案内しようと思う。
いちばん上の写真は、7年前の御柱祭ではじけているぼく。
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