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2010年3月23日 (火)

ノーマン・カズンズのガウン

笹森恵子さんが久しぶりにアメリカから帰郷した。

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笹森さんは、広島で被爆し、親日家のアメリカ人で、世界的に有名なジャーナリスト、ノーマン・カズンズの養女になった。

ノーマン・カズンズは、自然保護や反戦運動などをしているジャーナリスト。
アメリカが原爆を落としたことを、アメリカ人でありながら「してはいけないことをした」と批判。笹森さんら25人の原爆乙女をアメリカに呼んで、治療した人道主義者である。

ぼくと笹森恵子さんとは、気が合う。
チェルノブイリを10日間ほど旅をしたことがある。
彼女は、ぼくのことを「日本のノーマン・カズンズ」と言ってくれた。
ぼくは、照れ笑い。

ノーマン・カズンズは、26の大学で名誉博士号などをもらっている。
哲学の分野の名誉博士号をもらったときのアカデミックドレスをいただいた。
ノーマン・カズンズの著書『Present Tense』という本もいただいた。
ありがたいことだと思う。

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