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2010年4月28日 (水)

ナジェージダ先生、来日

チェルノブイリ原発事故が起こったのは1986年4月26日。
もう24年たったが、ベトカではまだ60~100キュリー以上の汚染が残っている。
先日、ベトカの地区病院のナジェージダ先生が来日した。
松本と京都で報告会をするため、信州大学と諏訪中央病院で研修をするためである。
ナジェージダ先生は、放射能汚染地域に赴任して20年が経つ。
56人の医師と450人のスタッフが働く地区病院の院長である。
産婦人科医なので、諏訪中央病院の産婦人科や小児科の病棟をみてもらった。
たいへん感激をしていた。
ベトカの地区病院にも、助産師というシステムはあるようである。
産婦人科医は2人いて、年150例の出産に立ち会っているという。

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ナジェージダ先生と、長いつきあいになる通訳ネコちゃんを、「海鮮厨房」というレストランにお連れした。
諏訪インターから車で5分ほどのところにある。
ここは、うちの子どもたちがお気に入りで、新鮮な魚とマーボ豆腐がおいしいので、家族でよく行く。

和食を味わってもらおうと、てんぷらを頼んだ。
てんぷらは好評だった。
ナジェージダ先生はすしは初めてという。
「オーチン、フクースナー」
と繰り返し言う。
オーチン=とても、フクースナー=おいしいという意味だそうだ。
なんと、まぐろやトロのにぎりなど、どれもおいしいという。

お店には前日から、ベラルーシからお客さんを連れていくと連絡していたら、なんとお店が鯛の塩焼きを用意してくれた。
感激である。
結婚式や子どもが生まれたとき、大切なお客さんが来たときには、オメデタイといって出される料理だと説明すると、海のない国から来たナジェージダ先生は、感動して食べてくれた。

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8月には、チェルノブイリの石棺がどうなったかを見に行く。
同時に、ベトカ地区の59の埋葬の村を調査したり、15の地区診療所をみてまわると、ナジェージダ先生と約束している。
まだ、新規の内部被爆者が毎年、40~50人出ているという。
JCFではしばらくの間、このベトカ市の放射能汚染地域を支援していこうと思っている。
8月には現地に飛んで、報告したいと思う。お楽しみに。

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