本を贈る
Kさんからメールをもらった。
ぼくの『よくばらない』(PHP研究所)を読んでくれたという。
Kさんは、ぼくの講演会に一緒に聴きに行こうと、友だちを誘っていたが、なかなか実現できなかった。
その友だちが、書店で『よくばらない』を見つけた。
帯を見て、ひきつけられた。
立ち読みを始めると、すぐに泣きそうになった。
あわてて本を閉じ、レジへ。
買ったのは、自分用とKさん用の2冊。
「いい本だから」
友だちは、そう言って、Kさんに本を贈ってくれたという。
すてきな友情だ。
こんな話を聞くと、本当にうれしくなる。
『よくばらない』は、今までの鎌田の本とはちょっとスタイルが違う。
詩のような形でつづる、生き方メッセージブックだ。
前田真三さんの写真も美しい。
自分のために、だれか大切に思う人のために、手にとっていただければうれしい。
ぜひ、ご覧ください。
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