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2010年4月 5日 (月)

好評だった講演会

3月25日の講演会は、あにいく一日中雨が続いた寒い夜となったが、新宿・紀伊国屋ホールの400席がほぼ満席となった。
若い人が多くてびっくりした。
ぼくの講演会は、地方ほど集まりがよく、2000人の会場もいっぱいになるが、8割は中年以上の女性。
今回は、意外に若い人が多かった。
若い人たちにも元気になってもらいたいと思っていたので、とてもうれしい。

たくさんの方が講演を聴いた感想やメッセージをよせてくださった。

「3年前に胃がんになりましたが、先生の本を読んで元気をもらいました」

「いつもブログを拝見しています。
鎌田さんのエネルギッシュな行動と考え方に深く敬意を表します。
鎌田さんが日本の厚生労働大臣になればいいと思っています」

そう、ぼくもそう思っている。

「本日はすてきなお話ありがとうございました。
心に残りました。
明日から今日のお話を生かして、空気に流されず、自分でいい空気をつくっていきます」

こんなメッセージをいただくと、とてもうれしくなる。

9年前にがん、いまは悪性リンパ腫と戦っている人からも、「こころの書としてずっと読み続けている」というメッセージもいただいた。

64歳の男性の方からも、
「空気を読めずに苦労していましたが、なんかちょっと自信をもらった」と書いていただいた。

「リストラにあってとてもつらい気持ちになっていたが、今日は少しあたたかくなった」

仕事の都合上、講演会は聞けなかったが、講演後のサイン会には間に合うと、栃木県の小山市から駆けつけてくれた方もいた。本当にありがたいことだ。

「先生のご本は自宅以外ではとても読めません。
電車のなかでは、涙、涙でとても読めません」

これは、よく言っていただけることだ。
ぼくはマスコミの取材を受けるが、「泣きながらしか読めなかった」と言ってくれる。
目を真っ赤にしながらインタビューをしてくれた女性もいた。
宝島の取材をしてくれた人は、男性だったが、開口一番「とにかく泣けました」

『空気は読まない』は、とても心があたたかくなる本。
紀伊国屋ホールでの講演会は、いい聴衆の前でいい話ができ、ぼく自身もあたたかく、幸せな気分になった。
雨の中、ご来場いただいた方、本当にありがとうございました。

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