ふうちゃんの授業
ふうちゃんは脳性まひ。
毎年、諏訪中央病院看護専門学校の、ぼくの「看護哲学」の授業に、2時間来てくれる。
「私は体が不自由だけれど、心は自由だ」哲学的なことを話してくれる。
やりたいことをするためには、あきらめなくちゃいけないことがいくつかあった。
障害を乗り越えて生きてくために、我慢しなくちゃいけないこともたくさんあったが、それでも、一番大切な自由を求めて、彼女は社会に出て行く。
小学校で話をしたり、足で手紙をかいてみせたりする。
足で書いた「足てがみ」の展覧会も開く。
足でキーボードを奏でる。
いよいよ来週、ふうちゃんの授業が看護学校である。
楽しみだ。
ふうちゃん、ありがとう。
写真は、ふうちゃん。足で本をつかみあげているところ
| 固定リンク