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2010年4月 1日 (木)

やすらぎの丘家族介護者の会

老人保健施設やすらぎの丘の家族介護者の会が、今年も開かれた。

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やすらぎの丘の施設長も3月末でお役ご免になった。
55歳で病院を退職し、4年間は諏訪中央病院看護専門学校や老人保健施設を長として支えてあげたいと思ってきたが、予定より2年ほど超過した。
4月からの人事は、市長と院長がいい人選を考えてくれているようだ。

家族介護者の会も、施設長としてはこれで最後。
樋口了一の手紙~親愛なる子供たちへという歌を聴いてもらいながら、ミニレクチャーを行った。

「私が服の上に食べ物をこぼしても
靴ひもを結び忘れても
あなたにいろんなことを教えたように、見守ってほしい
楽しいひとときに、私が思わず下着をぬらしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出してほしい
あなたを追い回し、何度も着替えさせたり
さまざまな理由をつけていやがるあなたと
何度もお風呂に入った懐かしい日のことを」

介護者が30人ほど集まった。
Img_1190男性はちょうど半分。
日本全体では、男性介護者は30%を占めるといわれている。
今回の介護者の会では、さらに男性の介護者が増加している空気があった。

言語聴覚士は、嚥下体操や誤嚥をどう防ぐかの講演をしてくれた。
栄養士は、むせにくい食べ物と、むせやすい食べ物をわかりやすく話してくれた。
やすらぎの丘の職員たちはとてもあたたかい。
この職員たちに支えられて、長く勤めることができた。
感謝、感謝、感謝です。

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帰りには、介護者の労をねぎらいたいと、筆で書いたぼくの手紙をお渡しした。
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