いよいよ春の唐組公演
唐組の春の公演がいよいよ始まる。
「百人町」という芝居だ。
60年代の小劇場の旗手たちは形を変えたり、やめたりしてしまったが、唐十郎は今も紅テントでの芝居を続けている。
唐組の人気役者であり、原作、脚本を担当し、演出もする。
そして、芥川賞作家。
怪人二十面相みたいな男である。
「百人町」のパンフレットは、唐と鎌田の対談の一部が使われている。
唐十郎の芝居は、ストーリーを気にする必要はない。
ストーリーを追って、なぜそうなるのかなんて考えてもわからない。
芝居のリズムやテントのなかの空気を楽しめば、必ず面白さがわかってくる。
そのことを唐十郎に言ったら、「そうです、そうです」と唐自身も肯定した。
ぜひ、「百人町」をご覧ください。
「百人町」の公演は、以下の通り
大阪・元精華小学校グラウンド 特設紅テント
4/24、25
東京・新宿花園神社 特設紅テント
5/1、2、8、9、6/5、6、12、13
茨城・水戸芸術館広場特設紅テント
5/14~16
東京・雑司が谷鬼子母神 特設紅テント
5/22、23、29、30
お問い合わせは電話・ファクス03-3330-8118
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